看護職員の処遇改善に向けたキャンペーンについて(第1弾)日本看護協会

日頃より日本看護協会の事業推進に格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、すでにご承知の通り、国は看護職員の処遇改善に着手し、地域でコロナ医療など
一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員を対象に、2月~9月は補助金により1%
(月額4,000円)程度の引き上げを行い、10月からは診療報酬改定において収入を3%
(月額12,000円)程度引き上げる仕組みがスタートしました。

更に人事院が、看護職員の賃金制度に大きな影響を与えている国家公務員医療職俸給表
(三)の級別標準職務表を改正する検討を進めていることが明らかになっています。

こうした動きを好機ととらえ、看護職員一人ひとりが処遇改善や賃金制度の抜本的見直
しの必要性を理解し看護職員が一体となって、実現に向けたアクションを起こすことが
できるよう「看護職員の処遇改善に向けたキャンペーン」を実施いたします。

キャンペーン第1弾は、
令和4年度診療報酬改定「看護職員処遇改善評価料」の確実な
算定促進です。
国が進める看護職員の処遇改善では、対象となる医療機関が限定されており、就業看護
職員の約3分の1にとどまっている状況です。

日本看護協会では、国に対し全ての看護職員の処遇改善を要望していますが、10月から
新設された診療報酬「看護職員処遇改善評価料」を対象病院が確実に算定を行うことが、
その第一歩であると考えています。

対象病院の確実な算定を推進するよう看護管理者の皆さま向けのチラシを作成しました。
つきましては、算定対象病院の看護管理者の皆様が、確実に算定いただくために周知さ
せていただきます。チラシは2種類作成しました。ダウンロードしご活用ください。

今後、このキャンペーンは、2023年3月までに第2弾,第3弾を予定しています。
本キャンペーンを通じて、看護職員一人ひとりが処遇改善に関心を持ち、賃金制度の抜
本的見直しを後押しする力になることを強く願っております。

詳細につきましては、日本看護協会参考URLを添付いたします。
令和4年度診療報酬改定「看護職員処遇改善評価料」の確実な算定促進キャンペーン

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